新政 頒布会セット(紫八咫 亜麻猫改 )第二弾
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商品情報
シリーズ | 新政 |
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製造元 | 新政酒造株式会社 |
原材料 | 米、米麹 |
産地 | 秋田県 |
内容量 | 720ml |
アルコール度数 | 13% |
商品説明
新政酒造 特別頒布会 2024 PLIVATE LAB EXTREMEⅡ
6月のラインナップは、「紫八咫」 と「亜麻猫 改」です。
1.「紫八咫」2021 or 2022 360ml
2022年の「紫八咫」は、 高酸味型の2020年モデル、これを生酒化した2021年モデルの後を引き継ぎ、さらなる進化を遂げている。ここまでの過程を追ってみると、2020年に(貴醸酒らしからぬ) 酸っぱく、辛口傾向の酒になったことで、 翌年以降の生酒化による甘味の過剰傾向を避けることができた。さらにこの2021年モデルは生酒特有のオフフレーバーをある程度、抑制することにも成功している。こうして非加熱であることのデメリットを受けずに、 生酒の魅力である瑞々しさが長期間キープできるようになったわけである。そして、この2022年モデルでは、さらに酸化を防止するための工程が付け加えられることになった。すなわち、瓶内二次発酵によって生まれる二酸化炭素ガスを、その身に纏うようになったのである。これが現在最新の「紫八咫」の姿である。
さて、本頒布会の6月分は、2020 2021 2022年までの3つの歴史的実験モデルの中から、ひとつがユーザーの手元に届くようになっている。 「紫八忠」は少量生産であり、頒布会の為にこれを小分けにしており、すべて小瓶サイズでの提供である。
懸念としては、本来四合瓶での提供を構想していたものが、急遽、頒布会のために小瓶に詰め替えとなったので、その際にやや酸素に触れてしまい、味が進んでいる可能性がある。いずれの「紫八咫」も、届き次第早めにお飲みいただきたい。特に2021年と2022年は生酒であるので、保管には十分留意していただきたい。
2.「亜麻猫 改」2023 720ml
「焼酎用白麹を使用した「亜麻猫」は、新政酒造きっての高酸味清酒である。とはいえ、もちろん酸っぱければ良いというものではない。「亜麻猫」は、あくまでも酸味を美しく表現するのが目的この酒だ。つまりバランスが大事ということでもある。 仮にどれほどクリアな酸味が表現できても、酒として他の各要素との均衡が取れていなければ意味がない。 しかし、時にはこのような制約を離れて、極端なまでに酸味に振り切った酒も造ってみたくなるのが、造り手の性である。
こうした意図から、未だ見ぬ新しいスタイルを生み出すため、過去幾度となくリリースされてきたのが「亜麻猫 改」である。「亜希猫」を造る際に、糖化力の弱い白麹だけで米を溶かすのは容易ではない。どうしても白麹のほかに相当量の黄麹が必要となる。しかし、この「亜麻猫 改」は、黄麹の使用量がほぼゼロとなっている。 黄麹を低限するという取り組みはかねてからの課題であったが、(酒母の部分を除いて)100%白麹だけで醸造したのは今回が初めてと言える。
これを可能にしたのは、日本酒造りの常識を超えた。20度近辺という高い温度でのもろみの発酵スタイルだ。
このような全く新しい点からの酒によって、定番の「亜麻猫」やハイエンド作品「異端教祖株式会社」はさらに進化してゆくのである。
店舗案内
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